自分の想いを伝えるためには、言葉の解像度を上げなければならない。
一語一語に対して意味を同質化せず、違いを見出さなければならない。この積み重ねによって、言葉に対する感性が磨かれるだけではなく、目の前で起きている現象をどう捉えるかという価値観も洗練され適切な表現方法となり想いの伝わり方が格段にあがる。
今回から、意識的に区別したい言葉の数々を述べてみたい。
初回は、「知識と知恵」について。
⇒ 知識は知っている状態を差し、知恵は自分のものとして使えるものを差す。知識を頭に入れるだけではなく、それを使って身体を動かしながら実践してはじめて知恵に変わる。仕事の取組みの中でも成果のみを求めるのではなく、良否の結果を出す事が重要である。この繰り返しの中から知恵が生まれてくるのではないかと思う。